前情報として入れていったのは
・山本幡男さんはもともと満州にいた
・そこからシベリアに抑留された
・クロの話は実話
・soranjiの意味は「諳んじる」から
くらいのもんで、勝手に
・妻モジミさんと手紙のやりとりとかたくさんするんだろうな
・諳んじる、ってきっとその手紙の内容を諳んじることができるくらい何度も何度も抑留中に読んだってことだろうな
・最後は無事に日本に帰ってきてハッピーエンドだろうな
とか考えていたら全部裏切られた。
インタビュー掲載誌、わりと買い込んでるのに何やってるの?の気持ちですがこれからちゃんと読みますね...
以下雑感。(もちろんネタバレ満載)
・冒頭に表示される「これは史実に基づいた物語です」というひとことが最後までずっと重くのしかかる。たったの数秒スクリーンに映される文字列だけど、これは実際に起こったことなんだという意識を持ったまま見られて良い。
・どんな時でも希望を絶やさない、家族と満州で最後に別れる時も笑顔で、遺書を原さんに託した時も「わたしの家族に笑顔で会ってください」と言う。昔々見た「ライフイズビューティフル(ナチスドイツによるユダヤ人迫害がテーマの映画)」を思い出した。
・ええええ死んじゃったよ......日本に帰れないじゃん......(大号泣) 遺書まで奪われちゃったし.....(滝涙)
からのsoranji......!そう言うことだったか!!!!!(涙ノンストップ)
これは史実を先に頭に入れていかなくて正解だったな〜。純粋に映画で知れてよかった。
・誰よりも幡男を信じて、自分も笑顔で希望を持って過ごしてきたモジミさんの感情が爆発する瞬間。つらい。
・その姿を見て育ってきた子どもたちがその先に繋ぐ命の話を最後に入れられてるの本当に良い。遺書を仲間たちが伝えてくれました、チャンチャン、じゃなくてあのパートがあることで本当に「今の世を生きる人に見て欲しい」映画に仕上がっているなぁと。一回でいいからみんな観て。
・新ちゃん良いな〜。文字を教えてください、からのエンディングに繋がる彼の成長を感じて「僕の文字、読めますか」の一言にまた涙。
・戦争は酷いものだって何も生まないってわかっているのに今も繰り返される。特に今年ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、この映画もロシア(ソ連)が舞台で、パンフレットを読んだところソ連は先の大戦で2000万人もの戦死者を出したと知り驚愕。なんというか、国の体制というのか、なぜ人は人を支配しようとするのか。なぜ平和の尊さを知りながらそれを維持できないのか。難しいなぁ。
平和ボケしすぎているけど頭の片隅には常にそう言うことを持っていたいし、子どもたちにも伝えていきたい。知ることって本当に大事。
・そして....クロォォォオ!!!
ダモイできなかったみんなの想いを背負って一緒に日本へ... ってのが実話だなんて...犬って本当に賢いね。
野球のボール取ってくるシーンまで実話だといいなぁ〜。どうなんでしょう。
・二宮和也、歳をとるごとにどんどんすごい俳優になっていくなぁ......最高だなぁ......
・パンフレット見たら減量して25歳の頃の体重になったって言ってたけどおにぃ期と同じくらいてことか!しかし13年分の重力は元に戻らないは爆笑
いつまでも若々しく見えてるけど、たまにマジで何歳かわからなくなるけど、重力には逆らえないね🤣
思い出し次第追記します